万葉集

日記です。万葉は筆者の名前でもあります(読みは秘密)。

2020/09/29

先日、「幸せになる勇気」と「medium」を購入した。

中学生ぐらいから本を読まなくなったが、こないだの「嫌われる勇気」がとても面白くって本にちょっとハマった次第。

早速、幸せになる勇気を読んでいるところなのだが、

「とても辛かったけど、あの出来事があるから、今の自分があるんだ」と思っている人は、目的論で言えば「今の自分に満足するために、過去の辛い思い出を美化している」

という、サラッと書かれた文章が刺さった。「過去にどんなことがあっても、自分が良いように修正すれば良い思い出になる」という考えは、まさしく今の私の考え(ていうか人生観?)に一致しているからである。

今の私の考えのままでも悪くはない。と考えているが、過去を美化するのは嘘でもある。

そもそもアドラー曰く、過去というものはないらしい。私たちのいう過去は、絶対に誰かが大なり小なり修正を加えたものだし、そもそも今に過去はないから。

過去の出来事は、現在には存在しない。これから自分はどうするべきか、という考えでないと、今を必死に生きることはできないかなーとぼんやりと考えている。